(1) 出発点を整理する。点 A は (−3,0) なので,半直線 OA の方向角は 180∘ である。条件 ∠AOB=180∘−θ かつ B は y>0 にあることから,点 B の方向角は θ である。したがって B=(2cosθ,2sinθ) である。
また,C は y<0 にあり,∠BOC=120∘ である。さらに △ABC が O を含む配置であるから,C は B から時計回りに 120∘ だけ回した方向にある。よって C の方向角は θ−120∘ であり,C=(cos(θ−120∘),sin(θ−120∘)) である。
OA=3 であり,B の y 座標は 2sinθ なので [△OAB]=21⋅3⋅2sinθ=3sinθ である。一方,C は x 軸の下側にあるから,OA を底辺とした高さは −sin(θ−120∘)=sin(120∘−θ) である。したがって[△OAC]=21⋅3⋅sin(120∘−θ)=23sin(120∘−θ)である。
面積が等しい条件は 3sinθ=23sin(120∘−θ) すなわち 2sinθ=sin(120∘−θ) である。ここでsin(120∘−θ)=sin120∘cosθ−cos120∘sinθ=23cosθ+21sinθだから 2sinθ=23cosθ+21sinθ より 3sinθ=3cosθ である。0∘<θ<120∘ でこの式が成り立つとき,cosθ は正でなければならないので 0∘<θ<90∘ であり,tanθ=31 となる。よって θ=30∘ である。
(2) 面積の和を S とする。(1) と同様に S=3sinθ+23sin(120∘−θ) である。これを sinθ,cosθ で表すとS=3sinθ+23(23cosθ+21sinθ)=415sinθ+433cosθ.ここで415sinθ+433cosθ≦(415)2+(433)2である。右辺は16225+1627=16252=237である。
等号は sinθ:cosθ=15:33=5:3 のときに成り立つ。この比を満たす角は 0∘<θ<90∘ にあり,問題の範囲内である。このときsinθ=52+(3)25=275=1457である。
したがって最大値は 237 であり,そのとき sinθ=1457 である。
配置と面積の高さ
OA を底辺にすると、2つの面積は B,C の高さで決まる。