方針
面積を1に保つ座標配置 を採用する。 とおくと3面積の和は になる。この値が 以下の六角形の面積を求め、 と の差を取る。
解答
面積比を保つ座標変換によりとしてよい。 に対しとおく。底辺と高さからである。また、直線 の方程式はであり、 である。点 から直線 までの距離を用いるとよって条件は とし、の表す領域を とする。符号が変わる3直線で分けて調べると、 は頂点をもつ六角形である。
とおく。この六角形は一辺 の正方形から、脚の長さが と の直角二等辺三角形を1個ずつ除いた形なので、 平面での面積は だから、もとの平面の面積は2倍になる。したがって求める面積は
別解
解法2(面積座標の負の部分を数える方法)
方針
点 の符号付き面積座標を とする。和が1で、問題の3面積は絶対値 になる。負の座標の絶対値の総和を 以下にする領域を、負の座標が0個・1個・2個の場合に分けて面積計算する。
解答
三角形 に関する の符号付き面積座標をとする。向きをそろえて定義すればまた だから として 平面で考える。
に対してとする。負の座標の絶対値の総和を とすると、3座標の和が1なのでしたがって負の座標がない部分は、 の三角形で、 平面での面積は である。
だけが負の場合、 とおけばこの部分の面積は負になる座標の選び方が3通りある。
2座標が負の場合、たとえば とすると面積は で、負になる2座標の選び方が3通りある。
よって 平面での全体の面積は面積座標の基準三角形は 平面で面積 、もとの平面で面積1だから、面積倍率は2である。したがって
総評
難度6、計算量5。想定時間は24分程度。3つの面積を絶対値つき一次式へ直せるかが核心である。六角形の頂点を暗記せず、、、 で符号が変わることから復元する。最後に の面積倍率2を掛け忘れない。境界を含むかどうかは面積値には影響しない。