方針
をそれぞれ余り に対応させる。4回の出目を とし、累積和 の で割った余りで受け取る人を判定する。 のとき 、 のとき が得点するので、累積和で数え上げる。
解答
(1)
を順に に対応させる。4回の出目を とし、 とする。このとき となる回に が得点する。
の持ち点が 点であるためには、4回すべてで であればよい。各回、現在の余りが でないようにする出目は5通りであるから、有利な出目列は通りである。全体は 通りなので、求める確率はである。
(2)
の得点が 点になる場合を数える。 が1回だけ得点し、その得点が 点である場合を考える。得点する回は第2回、第3回、第4回のいずれかであり、それぞれ25通りである。したがってこの場合は通りである。
次に が2回得点する場合、2回の得点の和が でなければならない。得点回は第2回と第4回に限られ、得点の組はの4通りである。3回以上得点して合計 点になることはない。よって有利な出目列は通りである。したがって求める確率はである。
(3)
(2)で数えた 通りのうち、 が 点を得るには、ある回で出目が で、かつその回の累積和が に合同でなければならない。
(2) の分類に従って確認すると、この条件をみたす出目列はの2通りである。したがって条件付き確率はである。
別解
解法2
方針
累積位置とA・Eの得点を状態にした動的計画法で4回の遷移を数える。各出目1〜6を状態へ加え,最終状態の個数を集計する。
解答
人を時計回りに と番号づける。 回後の位置,Aの得点,Eの得点を とし,その出目列の個数を とする。初期値は出目 に対しとし, なら に , なら に を加える。この遷移を4回行う。
(1) の状態の個数を合計すると通りである。全体は 通りなので(2) の状態の個数を合計すると通りである。したがって(3) となるのはの2列である。条件付き確率は
総評
難度6、計算量7。想定時間は22分程度。4回だけなので全出目列を累積和の余りで整理するのが確実である。(2) では が1回だけ5点を得る場合と、2回で合計5点を得る場合を分けると数え落としを防げる。(3) は(2)の分類内で の得点条件を重ねる。