方針
初めの数項を計算して という形を予想する。帰納法でこれを示すと、 も従い、(2) と (3) はすぐに求まる。
解答
(1)
であるから、 よりである。したがってである。次に より であり、である。さらに よりである。
(2)
数学的帰納法でを示す。 では で成り立つ。 とする。このときであるから、 はこれより大きい最小の自然数、すなわちである。よってである。したがってすべての で成り立つ。
よってである。
(3)
漸化式 よりである。(2)より であり、分母は限りなく大きくなるから である。したがってである。
別解
解法2
方針
が整数であることを保つ不変量を先に示す。 とおけば , となり,積と和が直接求まる。
解答
(1) とおく。 なので(2) が自然数なら, は より大きい最小の自然数だからまたより なので繰り返すとしたがって(3) 漸化式を足すと は少なくとも毎回2倍になるので無限大へ発散する。ゆえに極限は
総評
難度5、計算量5。想定時間は15分程度。初期計算から積の逆数という構造を見抜くと、帰納法で一気に整理できる。 が「より大きい最小の自然数」であるため、 が整数になることを示してから とするのが大切である。