方針
不等式 を と直す。下側が直線 になる部分と放物線 になる部分に分けて面積を積分し、 を得る。(2) は楕円条件を とおいて1変数で最大化する。
解答
(1)
、 であるからはと同値である。放物線 と直線 、 との正の交点の 座標をそれぞれ とするとである。このとき 、 である。
では上下の境界は2直線であり、 では上が 、下が である。よってである。第1項は である。第2項は とおくとである。したがってである。
(2)
条件よりとおける。このときである。
とおくと 、 である。 を で微分するとである。 を用いて を整理するとすなわちである。 より である。
このときなのでである。端に近づく場合の値よりこれが最大であり、最大値はである。
別解
解法2
方針
(1) は縦線による断面積を交点の和積で整理する。(2)は制約曲線上の内部極値をラグランジュの未定乗数法で求め,端の極限とも比較する。
解答
(1) 正の交点をとすると である。縦断面を積分して(2) 制約をとする。内部極値では を消去し,制約も用いるとすなわち にある解は だけで,制約から端へ近づくと では , では である。一方この内部点ではしたがって最大値は ,そのとき
総評
難度7、計算量7。想定時間は25分程度。(1) は領域の下端が直線から放物線に切り替わる点を正しく捉える必要がある。、 を使うと面積が まで簡潔に整理できる。(2) は楕円の媒介変数表示後、端点でなく内部の臨界点が最大になることを確認する。