問題
次の問いに答えよ。
(1) 関数
の増減と極値を調べ、そのグラフの概形を描け。ただし、グラフの凹凸と変曲点は調べなくてよい。
出典:横浜国立大学 2020年度 前期 理系 第1問(1)
方針
解法1(導関数を積の形にして符号を読む)
導関数を と因数分解する。それぞれの因子が0になる で区間を分け、増減表、端点値、極値をグラフへ反映する。
解法2(二つの因子の符号表を先に作る)
導関数の二因子を別々の符号表にし、符号の積だけで増減を決める。グラフについては、増減に加えて4つの主要値と極大値の正負を確認する。
解答
解法1(導関数を積の形にして符号を読む)
(1)
微分すると
区間内で
である。また
より、その符号は の前後で正から負へ変わる。
したがって
となる。
よって で極小値
をとり、 で極大値
をとる。この極大値は正である。
解法2(二つの因子の符号表を先に作る)
(1)
導関数は
である。二因子の符号を並べると
となる。したがって、順に減少・増加・減少である。
主要な値は
また
だから、極大値は正である。
よって極小値は
極大値は
であり、グラフは解法1の図の形になる。