方針
と重心の位置ベクトルを求め、直線を媒介表示してを出す。垂直条件を2本の内積方程式にし、底面積と高さから体積を求める。
解答
(1)
内分比と重心の公式からであり、である。直線上の点の位置ベクトルはと表せる。平面上ではの係数が0なのでしたがってである。
(2) これが平面に垂直であるから、との内積がともに0である。よってこれらを解くとしたがってである。
(3)
の面積をとすると(4)
はから平面へ下ろした垂線の足である。内積を展開するとよって高さはである。したがって四面体の体積はである。
別解
解法2:射影とグラム行列
方針
をの平面への正射影と見る。射影係数から長さを決め、面積と体積はそれぞれ2次・3次のグラム行列式で一括して計算する。
解答
(1) からへ割合だけ進んだ点はである。平面上ではの係数が0だからとなり、(2)
はの平面への正射影である。とおくとよって(3)(4)
3本のベクトルのグラム行列式はしたがって平行六面体の体積は、四面体の体積はである。
総評
難度6、計算量6。前半は内分点と重心の位置ベクトル、後半は正射影とグラム行列が中心である。直線の媒介係数は線分の外に出ても問題ない。面積、高さ、体積を底面・高さと3次グラム行列式の2通りで相互確認した。