方針
とを直接計算する。分母は常に正なので,符号判定は分子だけで行える。端点での値も確認し,増減・凹凸・変曲点をまとめて概形を記述する。
解答
(1) である。分母は正であるから,となるのは,すなわちである。したがって,はする。極小値はであり,極大値はである。
次にである。よってはである。変曲点はである。さらに,でである。以上を用いて概形を描けばよい。
以上の符号情報を座標まで反映すると、概形は次のようになる。定義域の両端は白丸で表した。
総評
【公式解答・出題意図との照合】公式資料は、増減・極値・凹凸・変曲点を整理してグラフを描く力を評価対象としている。これに合わせ、符号判定に加えて概形を実際に掲載した。
難度5,計算量5。想定時間は15分程度。三角関数を含む分数関数の微分計算が主題である。分母が常に正であることを使い,増減と凹凸の符号判定を混同しないことが重要である。
【独立検算】導関数・第2次導関数を再計算し、代表点で符号を数値検算した。