方針
周期1の関数なので、区間 の積分は と置換して に戻す。このとき となり、指数関数の係数だけが 倍される。(2)は(1)を で足す等比数列である。最後は として1周期分の積分 を具体的に計算し、無限等比和の極限として求める。
解答
(1) とおくと、 から まで動くとき、 は0から1まで動く。また周期1より である。したがって(2)
区間 を 、、、 に分けると、(1)よりである。したがってよって、 のときは等比数列の和よりである。 のときは各区間の積分がすべて になるのでである。
(3)
ここでは である。まずを求める。 では であり、 では である。したがってそれぞれであるからよって である。
(2) で とするとしたがって とするとここで だからよって求める極限は である。
別解
解法2
方針
各周期区間の積分を同じ基本積分 の定数倍へ移し、有限・無限の等比級数としてまとめる。
解答
(1)
と置き、周期性 を使えば(2)
区間を1周期ずつ分けるとしたがって(3)
とし、1周期の積分を直接計算する。関数はだから各周期の寄与は なので
総評
難度5、計算量5、目安20分。周期ごとの積分が等比数列になることが核心。(3)は1周期を で分けて積分し、極限値 を得る。