方針
から と置き、 によって と を決める。その後、交点条件を に関する二次方程式へ直し、 の値域 と、 のときだけ が1個になることを使って個数を分類する。
解答
まず より とおける。条件 と から である。したがって が必要である。
ここで だから となる。これを解いて を得る。よって である。また なので、 より となり、 である。
交点は を満たす点であるから、 すなわち である。ここで とおくと、二次方程式 を考えればよい。
一方、 なので、 の値域は である。さらに に対しては の1個、 に対しては から が2個得られる。
二次方程式 の判別式は である。 のときは で、実数の がないので交点は 個である。 のときは重解 をもち、これは より大きいので、対応する は2個である。 のとき、2つの根はともに より大きい。実際、下側の根 が より大きいことは と同値である。したがって各根から が2個ずつ出て、交点は4個である。 のとき、根は である。 から は1個、 から は2個出るので、交点は3個である。 のとき、下側の根は より小さく不適であり、上側の根だけが より大きい。したがって交点は2個である。
以上より、交点の個数はである。
値域 に制限して、水平線との交点を数える
別解
解法2
方針
まず と を決定する。交点条件を
、 と読み替え、
半直線 上の放物線 と水平線の交点数を数える。
解答
条件からを得る。したがって とおけば は で最小値 をとり、
左端 では である。
では許される は0個、 では1個、
では2個、 では 、
では1個である。さらに には の
1個が対応し、 には2個の が対応する。
よって交点数はである。
総評
整式の条件を先に完全に決めてから、交点数の問題へ移す標準的な流れである。目安時間は18分。 と置いた後、二次方程式の根の個数だけでなく、各 に対して が何個あるかまで数えるのが要点である。 2つの解法を相互に照合し、境界値・必要十分性・符号・最終値を確認した。