方針
与式と条件が対称式なので、、 に置き換える。条件 から と表せ、求める式も だけの3次式になる。ただし任意の が許されるわけではないので、 が実数として存在する条件を、2次方程式 の判別式で求める。最後は閉区間上の3次関数の最大最小として、端点と臨界点を比較する。
解答
とおく。すると であるから、条件 は すなわち と表せる。
求める式を とおくと である。ここで であり、また なので である。 を代入して を得る。
次に の範囲を求める。実数 が和 、積 をもつことは、2次方程式 が実数解をもつことと同値である。したがって判別式が0以上でなければならない。 に を代入すると すなわち である。よって である。
以上より、求める値の範囲は の における値域である。微分すると である。したがって区間内の臨界点は である。
端点と臨界点での値を調べると である。これらを比較すると最小値は 、最大値は3である。
したがって取りうる値の範囲は である。
総評
難度6、目安時間20分。対称式を 、 に直すと、条件も目的式も一気に整理される。重要なのは、 と出した後で、実数 が存在するための判別式条件を必ず入れること。最大最小では端点 と臨界点 の4点を比較する。特に最大値3は内部点 で出るため、端点だけを見ると誤る。
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