方針
(1) , (2) は座標変換の式をそのまま行列の列に読む。(3) は と置き、先に 、次に を作用させる順序を守って の座標を求め、媒介変数 を消去する。 は全実数を動くので、得られる図形が直線全体であることまで述べる。
解答
(1)
変換は である。したがって、 座標を 倍し、 座標をそのままにする行列なのでである。
(2)
原点中心に角 だけ回転すると である。よってである。
(3)
点 が 軸上を動くので とおく。まず によって に移る。次に によって 座標だけが 倍されるから である。 とすると である。第1式から であり、これを第2式に代入して を得る。
また は全ての実数を動くので、 も全ての実数を動く。したがって点 は直線 全体の上を動く。
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別解
解法2(合成行列を先に求める)
方針
(1) , (2) で各変換を表す行列を求めた後、 の次に を作用させる
合成行列が であることを使う。 軸上の点を として
を一度だけ作用させ、得られた二つの座標から を消去する。
解答
(1) 座標式はだから(2) 角 の回転ではなので(3) の後に を作用させる合成行列はである。 とおけばよって を第2式へ入れてを得る。 は全実数を動くので、 は直線
全体を動く。
総評
一次変換を座標式と行列の両方で扱う問題。目安時間は16分。回転の符号と、 の後に を作用させるため積が になる順序が重要である。最後は媒介変数を消すだけでなく、直線全体を動くことまで確認する。
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