方針
を座標軸上に置く。 から出る直線 と の傾き、 から出る直線 の傾きを で表し、交点 の横座標を求める。 は その横座標であり、 に直して(1)を得る。(2)は を の式にし、範囲内で単調増加であることを確認して端点を調べる。
解答
(1)
座標を と置く。 を 軸とするので、 から に下ろした垂線の足 の横座標は、点 の横座標と等しい。 とおく。 だから、直線 の傾きは1である。また より、直線 が 軸の正の向きとなす角は である。したがって直線 の傾きは である。
一方、 だから、直線 の傾きは である。よって直線 は と表せる。点 の横座標を とすると、 は直線 上にもあるので である。分母を払って整理すると であり、 となる。したがって である。
よって である。 だから を代入して である。ゆえに を得る。
(2)
(1)の途中で得た式を使うとである。 では も増加し、さらに である。そこで とおくと である。したがって最大は が最大、すなわち のときに起こる。
このとき だからである。よって である。
別解
解法2
方針
三角形 の3つの角を整理し、正弦定理で を求めて とする。(2)は差を直接因数分解して単調性を示す。
解答
(1) だから正弦定理と よりまた、 だから とおくと、三角関数の加法定理によりでありしたがって を代入して(2) に対してよってこの式は で増加する。
も与えられた区間で増加するので、最大はで生じる。このとき だから、最大値は
総評
三角形の角度条件を座標と傾きに変換する問題である。目安時間は20分。 の傾きが1、 の傾きが 、 の傾きが になることを正しく配置するのが山である。(2)は式変形後に の単調性と を書けば、端点最大である理由が明確になる。 2解法の結論、端点、等号条件を独立に照合した。高校数学の範囲内で完結させた。