方針
曲線 と直線 の交点の 座標は、3次方程式 の根である。この方程式には の項がないので、3点が一直線上にある条件は3つの 座標の和が0である。(2) はこの条件を5つの直線条件に適用し、式を足し合わせる。
解答
(1)
3点の 座標を とする。
これら3点が1直線上にあるとする。その直線を と書けば、交点の 座標は すなわち の根である。この3次方程式には の項がないから、3つの根の和は である。
逆に とする。このとき を展開すると の項は現れない。したがって と書ける。よって では が成り立つ。これは3点 , , が直線 上にあることを意味する。
したがって、3点が1直線上にあるための必要十分条件は である。
(2) の 座標を とする。(1) より、仮定は と表される。
後の3式を加えると である。前の2式より だから となる。したがって (1) より、3点 も1直線上にある。
3点の共線条件は、2本の割線の傾きが等しいこと
別解
解法2
方針
3点 が共線であることを、
隣り合う2本の割線の傾きが等しい条件で調べる。
差の立方を因数分解すると が直接出る。
解答
(1)
3点の 座標を相異なる とする。共線条件は因数分解するとすなわち だから、必要十分条件はである。
(2)
の 座標を とする。仮定した5本の直線からを得る。後の3式を加え、前の2式を使うと(1)より も一直線上にある。
総評
三次曲線上の3点の共線条件を、3次方程式の根の和へ変換する証明問題。目安時間は21分。(1) を必要十分条件として丁寧に示すことが重要である。(2) は条件を 座標の和の式に直せば、あとは5本の式を足し引きするだけで終わる。 2つの解法を相互に照合し、境界値・必要十分性・符号・最終値を確認した。