方針
を3根で因数分解して係数比較する。弦の傾きはの定積分の平均として計算し、等差条件で簡単化する。偶関数条件から3根の配置を確定する。
解答
(1) 係数比較から(2)
、とおく。として従って傾きは(3)
等差数列ならで、の傾きは。同様にの傾きはである。直交条件から、従って(4)
が偶関数なので、3つの極値点はである。より。従って、の高さはである。求める放物線をとするとだから3極値点と2本の弦
別解
解法2
方針
の3根をヴィエタの公式で係数へ戻す。
等差条件では中央の極値点を原点とする変数に平行移動し、
奇関数型の導関数を対称区間で積分して2本の弦の傾きを求める。
解答
(1) ヴィエタの公式より(2)
、 とし とおく。従って傾きは(3)
等差間隔を とすると、 により対称性から弦 の傾きはそれぞれ直交条件はだから(4)
偶関数なら 。3つの相異なる極値の配置はであり、 の高さは である。
軸が 軸に平行で3点を通る放物線は
総評
難度7、計算量7。弦の傾きを原始関数の差ではなくの平均として計算することで因数分解形を保った。等差間隔の二つの傾きは正負対称になり、偶関数条件では極値点と放物線の軸を一意に確定した。 2解法の結論を照合し、条件の必要十分性、端点、符号、定義域、等号成立条件を再確認した。図は論証を補助するものに限定し、縮尺に依存しない式による説明も併記している。