方針
まず積分を実行して を多項式として表す。被積分関数は なので、 まで整理できる。微分すると となり、符号表から が極小、 が極大と分かる。概形は対称軸 、両端上昇、極値の高さを使って描く。
解答
まず被積分関数を整理すると である。したがってである。これを展開して整理すると であり、 とも書ける。
微分すると である。したがって臨界点は である。
符号を調べると、 はである。よって と で極小、 で極大となる。
値は であり、である。したがってである。
グラフの概形については、 より に関して左右対称であり、 で である。 と に同じ高さの谷をもち、その間の に山をもつ。ただしその極大値 も負である。以上を用いて、左右対称なW字型の概形を描けばよい。
別解
解法2
方針
積分を実行した後、 と平行移動する。 となるので、 上の二次関数として極小と中央の極大を読み、対称性から概形を描く。
解答
積分を実行するととおけば だから と見ると、右辺はである。これは で最小になる。したがってで極小値をとる。
、すなわち の近くでは、 を0から増やすと が増え、 では値が減る。したがって は極大点であり、式は の偶関数なので対称軸は である。また で 。よってグラフは、、 に谷、 に中央の山をもつ左右対称なW字型である。
総評
定積分で定義された関数を多項式に直し、微分で概形を描く問題。 まで整理できると、対称性と極小値が一目で分かる。符号表では の順に並べ、増減が負・正・負・正となることを確認する。極大値も負なので、中央の山が 軸より下にある点は概形で間違えやすい。 導関数の符号表と の二次関数化を照合し、中央の極大値も負である概形を確認した。