方針
と置く。範囲 より 。まず 座標の一致から を で表し、それを 座標の一致に代入する。得られる式は に整理でき、 から と決まる。
解答
とおく。 より である。
2点 の 座標が等しいことから である。すなわち なので を得る。
次に 座標の一致を用いる。条件は である。ここに および上で求めた を代入する。右辺の は であるから となる。整理すると すなわち である。
ここで だから である。よって である。範囲条件 のもとで の2つが得られる。
最後に を求める。 では なので である。 では なので である。
したがってである。
別解
解法2(半角変数で角度を決める)
方針
2座標の一致から を消去し、まず
を得る。そこで を用いて
範囲内の角を2つに確定し、最後に を戻す。
解答
とおく。
範囲条件から である。 座標の一致式を 倍するとこれを 座標の一致式へ代入して整理すると より なので である。
とするとより 。したがってへ戻すと
総評
難度6、計算量5。三角関数をそのまま扱うより、 と置いて代数的に整理するのがよい。範囲条件から が分かるため、最後に角度を一意に読める。式は まで因数分解でき、 を明記することが採点上重要である。目安は18分程度。 2つの解法は標準的な答案手順と、構造を使って検算できる別経路に分けた。等号条件、範囲、必要性と十分性を明示し、積分・総和・極限および主要な分数は読みやすい表示形式に統一した。