方針
接点の 座標を と置くと,接線 は なので , が決まる。曲線は と書け,平行四辺形内で曲線の上側に残る縦の長さは である。 で積分区間を共通部分として表し,最大値は で得る。
解答
(1)
直線 は である。曲線 とこの直線の接点の 座標を とする。
曲線の傾きは であるから,接点での傾きが2である条件は であり, である。また接点は 上にあるので である。 を代入して を得る。したがって である。
接点が線分 上にある条件は である。 より である。
(2) とおくと,曲線は である。また平行四辺形 は で表される。
曲線の上側かつ平行四辺形の内部にある部分の縦の長さは である。ただしこれは の範囲でだけ正であり,さらに でなければならない。よって である。 のときは であり,これは について増加する。 のときは であり,これは について減少する。したがって最大は のときであり, である。
図は の場合。上下の差は で、積分区間は 。
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中5。試験場での目安は24分で、接線条件と面積最大化を結びつける問題である。採点点は、接点を と置いて曲線を に直すこと、平行四辺形内の縦の長さを と見ること、積分区間が と の共通部分になることにある。最大値は対称な で出るが、その理由を場合分けで示すと説得力がある。