方針
(1) は共通境界を座標軸にして2本のベクトルの内積を の一次式にする。(2)は対角線 を蝶番として2つの三角形を平面へ開き、(1)により端点角が増加することを使う。
解答
(1) を原点、 を 軸とする。適当な正数 と実数 によりと置ける。従って で は減少し、 だから右辺は減少する。従って は増加する。
(2) 対角線 を共通境界として、三角形 と の半平面を考える。三角形 を のまわりに回し、三角形 と反対側の同一平面まで開く。
この操作で は変わらない。(1)を頂点 に適用すると、 は減少しない。開いた後の4点は平面上の四角形を作り、その4内角の和は である。従って開く前について
総評
空間四角形を平面へ展開して角度を比較する難問で目安は20分。(1)の単調性を対角線の両端へ適用し、残る2角が回転で不変であることを明記する。 条件を使う箇所、途中計算、端点や等号の判定まで答案に明記すれば、論理を失わず完答できる。