方針
とおくと である。 はz軸上にあり、 から高さ が決まる。底面三角形 はxy平面上にあり、その面積は常に である。よって各三角錐の体積はリーマン和になり、最後に を三角置換で計算する。
解答
とおくと である。 はz軸上で にあるから と書ける。条件 より である。したがって であり、 である。
三角形 はxy平面上にある。また である。よってその面積はである。
この三角形を底面と見ると、高さは のz座標 である。したがって三角錐の体積はである。
よってである。これは で に収束する。
積分を計算する。ここで とおくと、 から までで である。またである。したがってである。
したがって求める極限は である。
極限積分は半円の面積
別解
解法2
方針
三角錐の体積を3本の位置ベクトルの行列式で直接求める。極限積分は変数変換で上半円の面積へ帰着する。
解答
、 とおく。距離条件から位置ベクトルを列に並べると従ってよって求める極限は とおくと最後の積分は半径1の上半円の面積 だから従って極限は
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中5。目安時間は18分。採点ポイントは、 から の高さを出すこと、底面積 を正確に計算すること、和を定積分に直すこと、三角置換の係数を誤らないことである。誤りやすいのは、三角錐の高さを1としてしまうこと、また積分で の を落とすことである。