(1) f(x)=x2+3x より f′(x)=(x2+3)2(x2+3)−2x2=(x2+3)23−x2 である。したがって f(1)=41,f′(1)=81 であるから,点 A(1,f(1)) における接線は g(x)=41+81(x−1)=8x+1 である。
共有点は x2+3x=8x+1 を満たす。両辺に 8(x2+3) をかけると 8x=(x+1)(x2+3) すなわち x3+x2−5x+3=0 である。左辺は x3+x2−5x+3=(x−1)2(x+3) と因数分解できる。x=1 は接点 A に対応するので,A と異なる共有点はただ1つであり,その x 座標は α=−3 である。
(2)
(1) の計算よりf(x)−g(x)=x2+3x−8x+1=−8(x2+3)x3+x2−5x+3=−8(x2+3)(x−1)2(x+3)である。したがって求める積分を I とするとI=∫−3164(x2+3)2(x−1)4(x+3)2dxである。
分子を展開して部分分数分解すると64(x2+3)2(x−1)4(x+3)2=64x2+32x−6415−4(x2+3)x−7−(x2+3)23である。多項式部分の積分は∫−31(64x2+32x−6415)dx=−1211である。
また∫−31x2+3xdx=21[log(x2+3)]−31=−21log3である。
ここで x=3tanθ とおくと、x=−3,1 はそれぞれ θ=−π/3,π/6 に対応するから∫−31x2+3dx=31∫−π/3π/6dθ=23π.である。
さらに同じ置換により∫−31(x2+3)2dx=93∫−π/3π/6cos2θdθ=121+363πである。
以上よりI=−1211−41(−21log3)+47⋅23π−3(121+363π)=−67+81log3+2453πである。