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北海道大学 2012年度 前期日程 第2次学力試験文系数学 第2問

π2θπ2
で定義された関数f(θ)=4cos2θsinθ+32cos2θ4sinθを考える。

(1) x=sinθとおく。f(θ)xで表せ。

(2) f(θ)の最大値と最小値,およびそのときのθの値を求めよ。

難易度5/ 10計算量5/ 10目安18

三角関数関数 置換増減表、範囲評価

方針

区間 π/2θπ/2 では x=sinθ[1,1] を一対一に動くので、三角関数の最大最小を三次関数の最大最小に置き換える。cos2θ=12sin2θF(x) を作り、端点 x=±1 と停留点 x=0,2/2 の値をすべて比較する。

解答

(1) x=sinθ とおく。二倍角の公式より cos2θ=12sin2θ=12x2 である。したがって f(θ)=4(12x2)x+32(12x2)4x であり、整理して f(θ)=8x362x2+32 である。

(2) π/2θπ/2 では x=sinθ[1,1] を一対一に動く。よって F(x)=8x362x2+321x1 における最大値・最小値を調べればよい。

微分すると F(x)=24x2122x=12x(2x+2) である。したがって停留点は x=0,x=22 である。端点も含めて値を計算すると F(1)=832,F(22)=22, F(0)=32,F(1)=832 である。これらを比較すると 832<22<832<32 となる。

よって最大値は 32 であり、そのとき x=0、すなわち θ=0 である。最小値は 832 であり、そのとき x=1、すなわち θ=π2 である。

総評

難度5、目安時間18分。三角関数の形は複雑に見えるが、x=sinθ と置けば三次関数の増減問題になる。停留点だけで結論を出さず、端点 x=±1 を必ず比較することが重要である。xθ がこの区間で一対一に対応するため、最後の θ の値も迷わず戻せる。

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出典: 北海道大学 2012年度 前期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。