方針
根 では となるので、積の形から の符号を読む。(2) では基本対称式を置いて係数比較し、(3) では をそのまま面積差に用いる。
解答
(1)
だから、各根では である。またよって(2)とおく。ただし である。微分して差を取ると一方、係数比較によりしたがって で、中央の根 は整数だから(3)2曲線の交点の 座標はこの区間では である。
よって求める面積は
別解
解法2(未知の三次式を直接復元する)
方針
と置き、恒等式 を一次方程式として解く。面積は2曲線の差が偶関数になることを利用して半区間だけ積分する。
解答
(1)
三次関数 は、単根 を左から順に横切る。したがって各根での傾きの符号は根では だから、求める3つの不等式が従う。
(2) と置くと、これを と比較してよって であり、根の大小順から(3)
差はという偶関数である。正の交点を とすると、対称性からここで なので 。したがって
総評
難度6、目安時間25分。 を最後まで保持すると、根での符号も曲線間の上下関係も同じ情報から得られる。(2) では が最高次係数1の三次式であること、(3) では積分区間内で であることを明記する。図は交点と上下関係の確認に使い、面積計算そのものは で行う。