方針
点 の像 を成分で表す。(1) は が同一直線上、つまり が直線 上にある条件を使い、 と合わせて を出す。(2) は面積を行列式 に直し、三角関数の合成で最大を求める。
解答
(1)
点 は、行列 によって へ移される。すなわち である。
3点 が同一直線上にあるとき、 は直線 上にあるので、 も直線 上にある。したがって である。
ここで とおくと であり、同一直線条件は である。よって として より である。
このとき だからである。
(2)
三角形 の面積は である。ここで だから である。したがって である。よってとなる。 は実数全体を動くので、 の最大値は である。したがって である。
別解
解法2
方針
行列を「回転してから 方向へ別々に拡大する変換」と読む。回転後の点を と置くと であり、(1) は円と直線の交点、(2) はコーシー・シュワルツの不等式で処理できる。
解答
と置く。すなわち点 は である。
(1)
が同一直線上なら は 上にあるのでしたがって は円 と直線 の交点であり、ゆえによって(2)コーシー・シュワルツの不等式より等号は が に平行なときに実現する。したがって
総評
一次変換で移った点の座標から、直線条件と面積を読む問題。目安時間は24分。(1) は が 上にある条件を使うと、 を直接求めずに が出る。(2) は三角形の面積を とするところが短縮点で、最後の振幅が2であることを落とさないようにしたい。 2解法の結論を相互照合し、定義域、端点、場合分け、図示範囲まで確認した。