(1)
曲線は x=t2,y=e−t(t≧0) で表される。直線 x=a2 に対応する媒介変数は t=a である。また dx=2tdt である。したがって面積 S(a) は S(a)=∫0a2ydx=∫0ae−t⋅2tdt である。
部分積分、または (t+1)e−t の微分を用いると∫2te−tdt=−2(t+1)e−tである。よってS(a)=[−2(t+1)e−t]0a=−2(a+1)e−a+2=2{1−(a+1)e−a}.(2)
(1) より S(a)=2{1−(a+1)e−a} である。微分すると S′(a)=2ae−a である。a>0 では 2ae−a>0 なので、S(a) は a>0 で単調増加する。
さらに S′′(a)=2(1−a)e−a である。したがって 0<a<1 で S′′(a)>0、a>1 で S′′(a)<0 である。よってグラフは 0<a<1 で下に凸、a>1 で上に凸であり、a=1 で変曲する。
また a→+0limS(a)=2{1−1}=0 である。さらに、与えられた a→∞limae−a=0 と e−a→0 より a→∞lim(a+1)e−a=0 である。したがって a→∞limS(a)=2 である。
以上より、グラフは a>0 で (0,0) に近いところから単調増加し、a=1 で凹凸が変わり、水平な直線 y=2 に下から近づく概形である。
(3)
(2) より S(a) は a>0 で連続かつ単調増加である。したがって S(2)<1.35<S(3) を示せば、中間値の定理により 2<a<3 に解が存在する。
まず S(2)=2(1−e23)=2−e26 である。e<3 より e2<9 だから e26>96=32 である。したがって S(2)<2−32=34<1.35 である。
次に S(3)=2(1−e34)=2−e38 である。e>2.5=25 より e3>(25)3=8125 だから e38<12564 である。よって S(3)>2−12564=125186 であり、125186=1.488>1.35 である。
以上より S(2)<1.35<S(3) である。したがって、S(a)=1.35 となる a が 2<a<3 の範囲に存在する。