方針
3点は 軸について対称なので、通る円の中心 は 軸上にある。そこで と置き、中心から までの距離と、中心から までの距離を等しくする。得られた の式を、、 を用いて評価する。
解答
曲線 と3直線 との交点は である。
左右の2点が 軸について対称であり、中央の点も 軸上にある。したがって、この3点を通る円の中心は 軸上にある。そこで とおく。
中心から までの距離の2乗は である。中心から までの距離の2乗は である。これらが等しいので 展開して について解くと すなわち ここで とおく。すると であり、 のとき である。上の式は と書き直せる。さらにである。を用いると したがって は に近づく。
別解
解法2(垂直二等分線)
方針
対称性から中心Pを y 軸上に置く。中央の交点と右側の交点を結ぶ弦について、中点を通る垂直二等分線の傾きを使って中心の高さを直接表し、基本極限へ帰着する。
解答
3点をとする。対称性から円の中心は と書ける。
弦 の中点はである。 の傾きは だから、その垂直二等分線の傾きは である。 から まで戻るとここでだからしたがって はに近づく。
総評
難度は10段階で5、計算量は10段階で4程度。試験場ではおよそ25分を見込む。対称性から中心が 軸上にあると見抜けば、未知数は だけになる。あとは二つの半径を等しくして を求めるだけである。極限では、 が0に近づくため、そのまま代入できない。 と の基本極限に直して処理すると、近づく点が と明確に出る。