被積分関数は x を −x に替えると2つの因子が入れ替わるだけなので偶関数である。したがってF(a)=2∫0asinx+2asinx−2adxである。0≦x≦a/2 ではx+2a=x+2a,x−2a=2a−xであり、a/2≦x≦a では x−2a=x−2a である。
よって積和公式を用いるとF(a)=2∫0a/2sin(x+2a)sin(2a−x)dx+2∫a/2asin(x+2a)sin(x−2a)dx=∫0a/2{cos2x−cosa}dx+∫a/2a{cosa−cos2x}dx=[21sin2x−xcosa]0a/2+[xcosa−21sin2x]a/2a=(21sina−2acosa)+(2acosa−21sin2a+21sina)=sina−21sin2a=sina(1−cosa)である。
ここから最大・最小を求める。微分すると F′(a)=cosa−cos2a であり、F′(a)=0 は cosa=cos2a すなわち 2cos2a−cosa−1=0 と同値である。したがって cosa=1またはcosa=−21 である。 F(a)=sina(1−cosa) は周期 2π の連続関数である。1−cosa≧0 なので、正の最大値は sina>0 かつ cosa=−1/2 のとき、負の最小値は sina<0 かつ cosa=−1/2 のときに生じる。よって最大値は 433 で、これを与える a は a=32π+2kπ(k=0,1,2,…) である。最小値は −433 で、これを与える a は a=34π+2kπ(k=0,1,2,…) である。