方針
平方積を展開し、 が1次式であることから4次・3次・2次の係数を比較する。概形は の符号と を併用し、面積は2曲線の差を接点間で積分する。
解答
(1) は1次式なので、 の係数を比較してよって よりさらにだから(2)ここでとおくと であり、増減表はとなる。特に で極大値 をとる。
またで、等号は のときだけである。したがって直線
は曲線にで接し、曲線はそれ以外では直線の上側にある。
(3)
求める面積 は
別解
解法2:接点の中点を利用する
方針
2つの接点の中点を 、間隔の半分を として平方積を と書く。対称な形の係数から を求め、面積も中点を原点へ移して偶関数の積分として計算する。
解答
(1) とおくとしたがって の の係数はそれぞれ だからこれよりゆえに差を戻せば(2)は常に0以上で、 のときだけ0になる。しかも両方とも二重に0となるので、直線 はこの2点で曲線に接する。
曲線自体の増減はの3つの零点で区切って調べれば、解法1の増減表になる。
(3) とおくと積分区間は となる。被積分関数は偶関数だから
総評
難度6、計算量6。二重接点を係数比較で決め、微分による概形と積分による面積へ進む総合問題で、想定時間は28分程度。増減表では3つの停留点を正しい順に置くこと、直線との上下関係は の平方から判断することが要点である。通常の係数比較と接点中点による対称化を相互照合し、面積 を2通りで確認した。